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ロカビリー 地域に力 コロナ禍の飲食店 支援のCD

2020年10月8日 05時00分 (10月8日 10時21分更新)
飲食店などを支援するCDを発売するハンサムプレイボーイズのメンバーら=石川県羽咋市西釜屋町のカフェアンジェで

飲食店などを支援するCDを発売するハンサムプレイボーイズのメンバーら=石川県羽咋市西釜屋町のカフェアンジェで

 富山のバンド 羽咋のカフェと企画


 コロナ禍で苦境のライブハウスや飲食店にロカビリーで力を−。富山県内を拠点に活躍するロカビリーバンド「THE HANDSOME PLAYBOYS(ハンサムプレイボーイズ)」が金沢市のバンドや石川県羽咋市の飲食店と協力し、CDアルバムを作った。七日から羽咋市内や富山県内の飲食店の店頭で二千二百円(税込み)で販売し、半額は店の収益になる仕組みだ。 (林修史)
 バンドは、ロカビリーの第一人者・ビリー諸川さんのバックバンドとして活動。昨年十二月、音楽施設を備えた羽咋市の喫茶店「Cafe Ange(カフェアンジェ)」で開かれたライブに出演。三月に第二回が開かれる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大で中止となった。
 市内の飲食店も、多くが一時閉店を余儀なくされた。苦しい状況を聞いたバンドのギターボーカルの矢郷(やごう)良明さん(53)がCDを店頭で販売し飲食店の支援とする企画を発案。アンジェの西村友紀代表取締役らを巻き込み、五カ月かけ制作した。自身もライブ出演がままならない状況だった。
 CDのタイトルは「change With you(チェンジウィズユー)」。オリジナル七曲を収録。ビリー諸川さんもポスターに「ロカビリー界のコブラツイスト!」と励ましの言葉を寄せた。
 羽咋をイメージした「なぎさDriving Road」は、羽咋駅前の居酒屋「魚(ぼうぼう)」おかみの操川(くりかわ)一美さん(55)がボーカルを担当。思わぬCDデビューに「この年で夢のよう」とほほ笑む。金沢市拠点のバンド「片町☆ダイナマイツ」リーダーの越島睦子(のぶこ)さん作詞で「泣きたいことがあった朝も 叫びたいことがあった夜も 迷わずここにおいでYeah きっと心晴れるから」と歌い上げる。
 羽咋駅前で「大衆割烹(かっぽう) 河辰(かわたつ)」を営み、ライブの企画に携わってきた岡田章さん(52)は「プロの人たちに協力して動いてもらい、感謝に尽きる。同業者、飲食店仲間とできるのがすごくうれしい」と感無量の様子。矢郷さんは「表現者として音源を販売することが店への還元になると思った。コロナ禍をきっかけに音楽を見つめ直してもらえれば」と話す。
  

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