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自転車観光の研究会 南砺で発足、誘客へ調査

2020年10月7日 05時00分 (10月7日 05時03分更新)
自転車観光へ気勢を上げる委員ら=南砺市のいのくち椿館で

自転車観光へ気勢を上げる委員ら=南砺市のいのくち椿館で


 新型コロナウイルスを踏まえた誘客策として、南砺市観光協会は自転車観光に本格的に取り組む。五日、南砺サイクルツーリズム研究会を発足させ、調査研究に乗り出した。貸自転車や休憩所の配置、サイクリングコースの設定にとどまらず、ツアーを企画し、金沢や高山からの立ち寄りや外国人の誘客を目指す。
 委員は市内の観光施設やサイクリング協会、サイクリング大会の関係者ら十三人。いのくち椿館での初会合で、川合声一会長は「コロナ禍ではアウトドア観光にニーズがあり、サイクルツーリズムの役割が大事になる」と強調した。五年後に十二種類のツアーを企画し、三百人の宿泊を目標に掲げる南砺サイクルツーリズム構想を承認。十七日には委員らがJR城端駅発着で三十キロを走るモニターツアーを催し、来春の販売へ向けツアーの検討を始める。
 自転車観光は密にならず、台湾や欧米での人気が高く、自然景観のよい南砺市向き。構想では、サイクルラックがあり給水ができて自転車や観光の情報が得られる休憩所を四十カ所、スポーツバイクを含む自転車の貸出場所を十カ所、貸自転車の利用台数を年二千五百台に増やす。自転車の誘導と観光案内ができるサイクリングガイドの育成も進める。ロゴマークを作り、ホームページで情報発信する。 (松村裕子)

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