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ロシア”三人娘”対抗には4回転必須 NHK杯2位でGPファイナル進出の紀平梨花「今季1番の厳しい戦いになる」

2019年11月23日 21時09分

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NHK杯2位に入った紀平

NHK杯2位に入った紀平

◇23日 フィギュアスケートGシリーズP第6戦NHK杯フリー(札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 女子フリーはショートプログラム(SP)2位の紀平梨花(17)=関大KFSC=がフリーの自己ベストの151・95点をマーク。合計231・84点の2位となり、2年連続のGPファイナル出場を決めた。優勝はフリー1位の154・96点、合計をルール改正後の世界歴代2位となる240・00点としたアリョーナ・コストルナヤ(ロシア)だった。日本勢は横井ゆは菜(19)=中京大=が合計189・54点の4位、山下真瑚(16)=愛知・中京大中京高=が合計189・25点の5位に入った。
 紀平は武器のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2本決めるなど、ほぼ完璧な演技。右腕を突き上げて喜んだ。自己ベストは更新できなかったが、151・95点の高得点をマークして合計231・84点のシーズンベスト。大会連覇は逃したが、総合2位で2年連続のGPファイナル進出を決めた。
 「自分の中でいいトリプルアクセルを2本跳べたので良かった。SPもフリーも集中できて、ほぼ自己ベストに近い演技ができたのでうれしい。ファイナルでは完璧な演技を目指したい」
 冒頭に挑戦する可能性があった4回転サルコーは回避。会場入りするバスの中でも迷っていたが、6分間練習後に浜田美栄コーチから「GPファイナルへ、堅くいこう」と言葉を掛けられ、迷いが吹っ切れた。演技前には100%の気持ちで3回転サルコーを跳ぶことを決めていた。
 「4回転サルコーは今回入れられなかったが、もっともっと自信を持って安定したジャンプにしてからプログラムに入れていけるようにしっかりと練習していきたい」
 今大会初優勝してGP2連勝のコストルナヤを筆頭に、シニアデビューしたロシアの新鋭3人が4回転やトリプルアクセルの大技を引っ提げて旋風を巻き起こしている今季。それに対抗するためには、昨季、3回転半を武器にして鮮烈なシニアデビューを飾った紀平さえも、さらなる大技が必要不可欠な状況だ。
 「ファイナルは今季一番の厳しい戦いになる。4回転サルコーも含めて加点のつくジャンプを目指し、スケーティングやスピンでも取りこぼさないように高いレベルにして優勝を狙えるようにしていきたい」
 ロシア勢が塗り替えた世界最高得点を新たな目標として見据えていた。

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