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重圧にも勝った! NHK杯制覇の羽生結弦が見せた王者の誇り「僕も人間。でも、弱い自分は見せたくない」

2019年11月23日 22時06分

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表彰台で笑顔の羽生

表彰台で笑顔の羽生

◇23日 フィギュアスケート・GPシリーズ第6戦NHK杯フリー(札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 男子フリーは、冬季五輪2連覇でショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(24)=ANA=がフリー1位の195・71点。合計305・05点で優勝し、3年ぶりのGPファイナル出場を決めた。山本草太(19)=中京大=が6位、島田高志郎(18)=木下グループ=が9位。女子フリーはSP2位の紀平梨花(17)=関大KFSC=がフリー2位の151・95点を挙げ合計231・84点で2位となり、2年連続のGPファイナル進出を決めた。横井ゆは菜(19)=中京大=は4位、山下真瑚(16)=愛知・中京大中京高は5位。優勝は世界歴代2位の合計240・00点のアリョーナ・コストルナヤ(ロシア)だった。
 羽生が第一人者の貫禄を見せつけた。前日のSPは109・34点で断トツ。この日のフリーではループ、サルコー、トーループの3種類の4回転ジャンプを計4度降りて1位となった。
 「今日の演技は(4回転の)ループとサルコーに集中してやっていたので、とりあえずはいいかなと思う。やっとファイナルで戦える位置まで来た。ここで得たエネルギーをファイナルにぶつけられたらいい」
 SPで首位に立っても「試合の緊張感に負けているところがある」と、振り返った心に満足感はなかった。「完璧だったなというものよりはほど遠い」と語った演技は、自らが求めている強さを十分に発揮することができなかったからだ。
 自分に懸かる大きな期待は肌身に感じている。プレッシャーをもある。しかし、常に強さを見せていかなければいけない。そして自ら満足いく演技を見せることで、さまざまな形で見守ってくれるファンの期待と思いに応えたい。だからこそ、羽生はこう強調する。
 「僕も人間なので、弱いときはすごく弱い。でも、弱い自分を見せたくない。強くありたいとすごく思っています」。2夜連続で不満足な内容で終わる気はなかった。
 「ショートとは違った集中をして健康に最後まで滑る」と意気込んで臨んだフリー。午前中にリンクで行われた公式練習でサルコーやトーループといった4回転ジャンプを入念に確認。納得いくまで滑って準備を整え、当たり前のように結果につなげた。

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