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建物壊し災害救助 坂井署など合同訓練 解体予定官舎で

2020年10月6日 05時00分 (10月6日 09時37分更新)
2階の床に開けた穴を使い、1階に取り残された要救護者を助け出す訓練に励む県警機動隊員=坂井市春江町の警察官舎で

2階の床に開けた穴を使い、1階に取り残された要救護者を助け出す訓練に励む県警機動隊員=坂井市春江町の警察官舎で


 坂井署と県警機動隊、嶺北消防組合は五日、坂井市春江町で、震度6強の大地震を想定した合同災害救助訓練を実施した。
 「若手職員に、実際に建物を壊して救助する経験を積ませるのが目的」(山田貴之・坂井署警備課長)といい、今年中に取り壊し予定の鉄筋二階建ての警察官舎に四十人が集まった。
 地震で建物が倒壊し、崩れ落ちた一階部分に二人、二階に一人が取り残されたとの想定で訓練が始まった。参加者たちは開かない鉄扉をエンジンカッターで断ち切ったり、内壁や二階の床に電動削岩機で穴を開けたりして内部に進入。一階の要救護者を釣り上げるなどし、二階窓から助け出した。
 訓練後、高嶋浩一坂井署長は「いつ何が起きるか分からず、警察と消防の垣根を取り払い、一人でも多くの市民を助けられるよう力を蓄えてほしい」と訓示した。 (松田士郎)

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