【富山】橋の完成検査 人型ロボGo 川田工業 遠隔操作のシステム

2020年10月6日 05時00分 (10月6日 09時55分更新)
ヘッドマウントディスプレーとスティックで検査用ロボットを操作するイメージ(川田工業提供)

ヘッドマウントディスプレーとスティックで検査用ロボットを操作するイメージ(川田工業提供)

  • ヘッドマウントディスプレーとスティックで検査用ロボットを操作するイメージ(川田工業提供)

芝浦工大と開発へ


 橋梁(きょうりょう)・鉄構建設大手の川田工業(富山県南砺市)は五日、芝浦工業大(東京)と共同で、人型ロボットの遠隔操作により橋の完成検査ができるシステムを開発すると発表した。ウェブアプリを通じ、検査データを自動で書類にまとめる仕組みも作る。二年後の実用化を目指していく。(高本容平)
 グループ会社のカワダロボティクス(東京)製の作業ロボット「ネクステージ」をベースに自走のための車輪を付け、芝浦工大宇宙ロボットシステム研究室の安孫子聡子教授が遠隔操作装置を開発する。
 ロボット(高さ百七十センチ、幅六十二センチ)の頭部と手先には計四台のカメラが付いており、作業員は専用スティックや頭に着ける「ヘッドマウントディスプレー」で操作し、映像を確認しながら検査する。
 手先は高精細カメラや計測器に付け替えることによって、ボルトの締まり具合を確認したり、塗装の厚みを測ったりすることが可能。二台のロボットを連携させれば測量作業もこなせる。
 橋の完成検査の項目は多岐にわたり、データの整理や書類作成にも多くの時間がかかる。このシステムを使えば発注者の立ち会いも遠隔で済むという。担当者は「建築業界の人手不足を解決する手段にしたい。テレワークの推進にもなれば」と話す。

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