警察官志望の中部大・中川が決勝打「ここで打てばヒーローだな」次節勝ち点獲得で優勝

2020年10月5日 19時22分

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先制打を放ちガッツポーズする中川

先制打を放ちガッツポーズする中川

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◇5日 愛知大学野球秋季リーグ戦 中部大2―0愛工大(パロマ瑞穂)
 愛知大学野球秋季リーグ戦は5日、名古屋市のパロマ瑞穂球場で、第6週第3日の1試合が行われ、中部大が中川涼成内野手(4年・享栄)の先制打を含む2安打の活躍で愛工大に2―0で勝利。勝ち点を「3」に伸ばし、優勝戦線に踏みとどまった。最終戦だった愛工大は優勝に王手をかけてからの連敗で、3位以下が確定した。
 遅れてきたヒーローが優勝の望みをつなぐ殊勲打を放った。今カードからスタメン出場する中部大の「5番・指名打者」の中川は、0―0の5回2死一、三塁で均衡を破る左前への先制打。「ここで打てばヒーローだなって感じで楽しんで打席に入れたのが良かった」と納得の表情を見せた。
 2年春に指名打者でベストナインに選ばれるなどチームに欠かせない存在。しかし今季の序盤は、夢だった警察官になるための試験が重なり、出場できなかった。それでも試験の合間をぬって東海学園大戦に1打席だけ立つと、いきなり適時打を放った。試験が終わって本格的に復帰したこの日、チームの未来を左右する貴重な得点をたたき出し、期待通りの活躍を見せた。
 ここまで出場は4試合ながら全試合で安打を記録する。「これまでやってきた練習を再確認したことが良い結果につながっている。試験も良い感じだったので…」と手応えもにじませる。
 優勝するには、次節の中京大戦で勝ち点を取ることが条件。「リーグ通算本塁打は9本だと思う。まずは1本打って、チームに貢献できたら」。市民の安心、安全を守るヒーローになる前に、まずはチームを優勝に導くヒーローで居続ける決意だ。
 ▼優勝争いのゆくえ 第6週を終え、いずれも勝ち点3で最終週に直接対決する中部大と中京大、勝ち点4で全日程を終えた名城大の3チームに優勝の可能性が残される。勝ち点が並んだ場合は勝率で優勝が決まるため、中部大は勝ち点を4に伸ばせば優勝、落とせば3位以下が確定。中京大は連勝で優勝、2勝1敗の場合は2位となり、名城大が優勝を飾る。2位以上が愛知・東海地区・北陸3連盟王座決定戦(31日、11月1日・パロマ瑞穂)に出場するため、現時点で2位以上が確定した名城大の出場が決まった。

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