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足羽川スケボー大会復活 04年の福井豪雨で中止以来  

2020年10月5日 05時00分 (10月5日 09時32分更新)

ジャンプの技を披露する選手=いずれも福井市中央2の足羽川右岸河川敷で

 河川敷 北陸の愛好者ら技競う

 東京五輪から新たに正式競技となるスケートボードを盛り上げようと、福井市の足羽川河川敷で二十年前に開催された伝説の大会が四日、復活した。北陸三県を中心に七〜四十二歳の愛好者ら二十五人がエントリーし、開放的な空間で技を競い合った。 (北原愛)
 県スケートボード協会が「ASUWAGAWA CUP2020」と銘打ち、まちづくり福井の協力で開催した。足羽川河川敷では、二〇〇二年にスケートボードの県内初の大会「足羽川カップ」が実現。県内スケートボーダーの登竜門として翌年も開かれたが、〇四年の福井豪雨で中止となって以降、再開されないままだった。
 同協会長で当時選手として出場していた上杉政充さん(33)が「スケボーをもっとを盛り上げ、福井から選手やプロを輩出できたら」と、仲間たちの協力も得ながら大会の復活にこぎつけた。
 今回は、以前よりやや上流で同市中央二の河川敷右岸に、傾斜や段差などの障害を設けて会場を設営。足羽川カップ初代王者の斎藤彰宏さん(42)=鯖江市=や、東京五輪強化指定選手の中山楓奈(ふうな)さん(15)=富山市山田中学校三年=らも出場した。

上杉会長(中)に優勝を告げられて驚く酒井さん(左)と、準優勝の中山さん

 選手たちはスケートボードと一緒にジャンプする「オーリー」や、ボードを回転させる「フリップ」などの技を次々に披露。技の難易度や完成度、数を競い、十人が決勝に挑んだ。中山さんを抑え、酒井琥珀(こはく)さん(14)=富山県射水市大門中学校二年=が優勝し「予選は緊張しただけに、うれしい。世界大会で優勝するのが目標」と声を弾ませた。
 「河川敷の大会は珍しく、皆さんの声援も近くに聞こえて楽しかった」と、準優勝の中山さん。三位も太多優心君(10)=石川県能美市浜小学校五年=と、若手が躍進した。大会に先立って開催された体験会も盛況で、同協会では来年も足羽川河川敷で大会やイベントを開催したい考えだ。

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