トラック、青色に一新 敦賀市の陸上競技場改修
2020年10月5日 05時00分 (10月5日 05時01分更新)
敦賀市沓見の市総合運動公園陸上競技場の改修工事が完了し、一日から利用が始まった。えんじ色だったトラックは鮮やかな青色に一新し、福井市の県営陸上競技場(9・98スタジアム)と同じ素材を使って、全国レベルの選手を育成する環境に整えた。トラックに囲まれたサッカーコートも、天然芝から人工芝に張り替え。四日は改修後初めての公式大会が開かれた。
計八レーンの四百メートルトラックを備える同競技場は、一九八七(昭和六十二)年に建設。トラックが破損したり、サッカーコートの芝が荒れたりと老朽化が進んでいた。工事は昨年八月から一年かけて市が実施。費用は約六億円で国と折半した。
トラックは全天候型ポリウレタン舗装を採用。めくれが生じても部分的な張り替えで修理でき、短い時間で対応できる。サッカーコートも人工芝にして、管理がしやすくなった。
日本陸上競技連盟から一日付で、県レベルの大会ができる「第三種」に認定された。今後、県大会を開いたり、市内の学校の陸上部が練習をしたりする。
四日の市学童秋季陸上記録会では、市内の小学五、六年生がピカピカのトラックを駆け抜けた。走り幅跳びなどに出場した粟野南小五年の杉本紬(つ...
関連キーワード
おすすめ情報