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『天理のダルビッシュ』来年ドラフト候補の達9奪三振完投「もっと真っすぐ磨く」

2020年10月4日 19時02分

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優勝に導いた天理のエース達

優勝に導いた天理のエース達

 高校野球の秋季近畿地区大会奈良県予選の決勝戦が4日、橿原(かしはら)市の佐藤薬品スタジアムであり、天理が智弁学園に8―2で勝ち、2年ぶりの優勝を決めた。来年ドラフト候補の193センチ右腕、達孝太(たつ・こうた)投手(2年)が9奪三振で完投。10月17日に開幕する近畿地区大会(わかさスタジアム京都)に奈良1位で出場する。
 「天理のダルビッシュ」と呼ばれる長身右腕。
立ち上がりは、いきなり先頭打者の岡島光星遊撃手(2年)に中越えのランニング本塁打。2回裏に、バッテリーを組む政所蒼太(まどころ・そうた)捕手(2年)が逆転2ランを放ったが、3回表にプロ注目の左打ちスラッガー、前川右京(まえがわ・うきょう)右翼手に高めに浮いたフォークを右越えへ同点ソロ本塁打を浴びた。
 「強いチームと試合をすれば、立ち上がりのその1点で負けてしまう。3回はフォークが抜けてしまった。もっと精度を上げないといけない」と達は課題を挙げる。
 そうはいっても4回以降はピンチを招きながらも反撃を許さなかった。9安打の9奪三振、2四球の2失点。前日(3日)は畝傍(うねび)との準決勝で7回コールド勝ちの完投。連投でも最後まで投げきった。
 天理の投手を非常勤で指導しているのは、近鉄などで通算87勝をマークした山崎慎太郎さん。ネット裏で見守り、達には「もっと真っすぐで押し切れるようになってほしい」と注文する。フォークやスライダーを駆使して三振を奪う姿よりも、ストレートで牛耳る姿を期待するのだ。
 最速145キロ。今夏の甲子園交流試合では敗れた広島新庄戦の9回に1イニングだけ登板。そのときは143キロを計測した。「あの試合がなかったら、今ここにいないと思う」というほど実りある経験になったようだ。センバツ大会出場を懸けた近畿地区大会に向けては「もっと真っすぐを磨いて、真っすぐで押していきたい」。元プロの注文をちゃんと理解している。

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