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羽生「氷の感触つかみ切れてない」入念にステップやスケーティング確認…4回転はすべて成功

2019年12月21日 19時27分

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公式練習で調整する羽生結弦

公式練習で調整する羽生結弦

◇21日 全日本フィギュアスケート選手権第3日 男子フリー公式練習(東京・国立代々木競技場)
 20日の男子SPで首位に立った冬季五輪連覇の羽生結弦(25)=ANA=が21日、試合会場で行われた公式練習でフリーに向けて調整した。曲かけ練習では3種類4本の4回転ジャンプを全て決めたほか、4年ぶりの全日本選手権優勝に向けてジャンプ以外の要素を氷上で入念に確認した。
 羽生に死角は見当たらない。4年ぶりの全日本制覇へ好発進。SP後に「しっかり調整の日にあてる」と語っていたこの日はジャンプだけではなく、代々木の氷の感触をじっくりと見極めた。
 フリーの曲かけ練習は冒頭の4回転ループ、続く4回転サルコーをきれいに成功。4回転フリップからの3連続ジャンプなどもきっちり決めた。しかし、仕事はこれだけではない。羽生はこんな言葉を口にしていた。
 「まだ氷の感触をつかみ切れていないというのが正直なところ。どれだけ滑りきれるのかということを感触として分かっていなければいけない」
 心にあるわずかな不安でも早めに取り除いておく必要がある。だからこそ、曲かけ練習後は滑りのイメージしながらジャンプのタイミングを確認。ステップやスケーティングにも多くの時間を費やし、準備に余念がなかった。
 「ありがとうございました」と言いながら試合会場を後にする羽生の顔には自然と笑みが浮かんだ。2位の宇野との差は5・01点もあるが、慢心の2文字はない。あとは22日のフリーで、その強さを再び見せつけるだけだ。

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