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奥越有事備え1600人訓練  大野・和泉 住民ら避難や放水 

2020年10月4日 05時00分 (10月4日 09時48分更新)
避難してきた住民(右)の検温をする市職員=大野市和泉小中学校で

避難してきた住民(右)の検温をする市職員=大野市和泉小中学校で

 コロナ対策で検温も

 大野市総合防災訓練が三日、大野市和泉小中学校を中心に開かれた。地区住民ら四十八団体千六百人が参加し、有事に備えた。
 同市では防災訓練を毎年地区の持ち回りで実施しており、今年は和泉地区で開催。台風による大雨で河川水位が上昇して洪水の危険度が増し、奥越地方を震源とする震度6弱の地震発生も想定した。
 訓練では、市役所に災害対策本部が設置され、午前八時半に緊急速報メールなどを使って住民らに避難勧告を知らせた。避難所となった和泉小中学校には、近隣地区の朝日、板倉、角野の住民らが徒歩などで避難。新型コロナウイルス感染症対策として市職員らが避難住民の受付時に検温や問診などを行った。
 県防災ヘリは和泉地区上空からの映像を市役所の本部に送信。市社協などは岐阜県郡上市社協のメンバーと協力して災害ボランティアセンターの設置運営訓練に励んだ。地元の消防団員も火災防御訓練で放水した。和泉地区以外にも自主避難の訓練をする地区があった。
 市防災防犯課企画主査の今村勝之さんは「受け付けでのコロナ対応は、大雨の中、外で避難者を待たせることになるので、スタッフが少ない中でどれだけ効率よくできるかが大事かということを改めて感じた」と話した。 (山内道朗)

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