本文へ移動

宇野昌磨に戻ったもう一つのらしさ“キスクラ同席”中京大スケート部監督に伝えた言葉とは…

2019年12月22日 22時54分

このエントリーをはてなブックマークに追加
会見で笑顔を見せる宇野昌磨

会見で笑顔を見せる宇野昌磨

◇22日 フィギュアスケート全日本選手権・男子フリー(東京・国立代々木競技場)

 ショートプログラム(SP)2位で2018年平昌冬季五輪銀メダリストの宇野昌磨(22)=トヨタ自動車・中京大=がフリー1位の184・86点、合計290・57点で逆転優勝し、大会4連覇を飾った。4年ぶりの出場となる冬季五輪連覇の羽生結弦(25)=ANA=はジャンプに苦しんで合計282・77点で2位だった。

 今大会の宇野を見て、安心したファンや関係者は多いだろう。平昌五輪担当として取材してきた記者もその一人だ。8位と沈んだ11月初旬のGPフランス杯から比べると大違い。その復活の兆しを中京大スケート部の林田健二監督は、20日に行われたSPの直前に感じ取っていたと言う。
 その日、同監督は初めて宇野と並んでキス・アンド・クライに座ることになった。本来ならステファン・ランビエル臨時コーチが座る予定だったが、次に滑る島田高志郎(木下グループ)も教え子だったから急きょ白羽の矢が立った。だが、かつては高校日本代表だったこともある元ラガーマンの同監督は部では主に運営を任されている。だから今回のような経験は少なく緊張ぎみ。そんな表情を見た宇野が、滑走前にこう言ったという。
 「林田さんが笑顔になる演技をしてくるので、待っていてください」。結果はご存じの通り。「あの言葉できょうはやるなって」と同監督。もともと心優しい好青年。こんなところでも“らしさ”が戻った話を聞いて、記者はさらに胸をなで下ろした。(兼田康次)

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ