本文へ移動

御旅屋通りに5G整備へ 商店街組合など 来年2月までに

2020年10月4日 05時00分 (10月4日 11時13分更新)
ローカル5G環境整備が計画される御旅屋通り。左側が御旅屋セリオ=高岡市の御旅屋通りで

ローカル5G環境整備が計画される御旅屋通り。左側が御旅屋セリオ=高岡市の御旅屋通りで

VR映像などで誘客


 高岡市の高岡ケーブルネットワークと御旅屋通商店街振興組合は、来年二月上旬までに中心市街地の御旅屋通りで超高速の次世代通信技術ローカル5GとWi−Fi環境を整備する。商店街をエリアにローカル5G整備に着手するのは県内では初めて。 (武田寛史)
 昨年八月に再開発ビル「御旅屋セリオ」から百貨店「大和」が撤退したことを受け、セリオがある御旅屋通りのにぎわいを取り戻そうと同社が計画した。整備区間はアーケード通り約二百メートル。
 次世代通信技術を活用する主な事業としては、江戸初期の御旅屋(加賀藩直営の宿泊・休憩所)の古文書を基に、当時の御旅屋のイメージをCGで制作。御旅屋通りでスマートフォンなどで昔の御旅屋の様子をAR(拡張現実)やVR(仮想現実)の映像で楽しめるようにする。セリオ内にはeスポーツ拠点施設「Takaoka ePark」もあり、市やまちづくり会社、商工会議所などでつくる実行委員会がVR体験会など5Gを活用した事業を展開していく。
 アンテナ整備などの事業費は約二千七百万円。経済産業省の商店街活性化・観光消費創出事業を活用し、事業費の三分の二を国が補助、三分の一を同社が負担する。
 記者会見で、高岡ケーブルネットワークの山口伸一社長は「御旅屋通りを盛り上げ、高岡が元気になる手伝いをしたい」、同振興組合の高場章理事長は「人が集まるきっかけになる」と、先行的な環境整備の意義を説明。高橋正樹市長は「御旅屋通りに電脳空間がつくり上げられていくのは楽しみ」と期待した。

関連キーワード

PR情報