延長16回の死闘「自分の右腕はどうなってもよかった…」今季限りで無期休部の永和商事 力尽き全国への道ついえる

2020年10月3日 16時29分

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試合を終え、肩を落としてベンチへと戻る永和商事ウイングナイン

試合を終え、肩を落としてベンチへと戻る永和商事ウイングナイン

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◇3日 都市対抗野球東海地区2次予選・第6代表決定トーナメント3回戦 西濃運輸4―3永和商事ウイング=延長16回(愛知・岡崎市民)
 今季限りで無期限休部となる永和商事ウイング(四日市市)は3日、都市対抗野球大会の東海地区2次予選第6代表決定トーナメント3回戦で西濃運輸(大垣市)に3―4でサヨナラ負け。延長16回までもつれ込む死闘で力尽きた。
 永和商事は3回、2番・大川のソロ本塁打で先制。6回に犠飛で同点に追い付かれた後は、両チームの投手が奮闘。15回から無死一、二塁で攻撃が始まるタイブレーク戦となったが、15回は両チームとも無得点。1―1の16回に2点を勝ち越したが、その裏に死球で無死満塁となり、最後は連打で勝負が決まった。
 先発のサイド右腕・小川穂高(24)=関メディベースボール学院=は、速球は135キロ前後ながら、コーナーを丁寧につく投球で9イニング2/3を1失点。「自分の右腕はどうなってもよかった。勝つことで会社に恩返しをして、『もう一度野球部をつくろう』となればと思っていたんですが…」と目を赤らめた。
 チームとしては、最後の大会として全国の強豪が集う「JABA伊勢・松阪大会」が残っているが、全国を目指す戦いはこれが最後。西正文監督(59)は「『もう一度野球部を』という思いからか、持てる力以上の実力が出たと思う。でも人生と一緒で野球は厳しい。プレーの失敗を人生で生かして、人生では成功者になってほしい」と奮闘をねぎらった。
 永和商事は、負ければ敗退が決まる第6代表決定トーナメントで9月30日の王子(春日井市)戦では、1点を追う9回に4連打で逆転サヨナラ勝ち。1日のJR東海(名古屋市)戦でも逆転勝ちを収めていた。

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