渋野日向子「泣きそう」3連続3パットに強気さ失う「いやー、難しいなー」予選は無事通過、スマイル戻る
2020年10月3日 13時16分
◇2日 米女子ゴルフ ショップライト・クラシック第2日(米ニュージャージー州、シービュー・ドルチェホテルベイC)
渋野日向子(21)=サントリー=は72で通算2アンダーに後退したが、河本結(22)=リコー=とともに45位で予選を通過した。畑岡奈紗(21)=アビームコンサルティング=が67で回って4つ伸ばし、通算11アンダーにして首位を奪った。2位とは1打差。上原彩子(36)=モスバーガー=も通算イーブンの65位で決勝進出。野村敏京(27)と山口すず香(20)は予選落ちした。
「3連続3パットなんていつぶりだってくらい。ちょっとびっくりしすぎて泣きそうでした」
渋野は14番からの3連続ボギーにがっくり。「情けないのひと言、悔しいのひと言。どうしようもない状態」と振り返った。
前兆は2つバーディーを先行させた後の6番にあった。ピン下10メートルに乗せたが、最初のパットを1・5メートルオーバーさせ、返しも入らなかった。強気に打つのは渋野の持ち味だが、この3パットでグリーンの読みに自信がなくなった。
「どちらに曲がるかキャディーと読みが合わず、真っすぐ打ったら自分が間違っていたとか。完全に自分の責任。ショットがいいぶん、パターで足を引っ張っちゃった。いやー、難しいなー」
しかし、一時は予選落ちピンチの暗いムードもあったが、カットラインは無事クリア。「あと2日挑戦できる。この2日間、3パットを何回打ったんかなっていうくらい打っちゃっているので、リベンジで後の2日間できたら。切り替えてしっかり練習して、ごはんを食べてしっかり寝て、またあしたに向けて頑張りまーす」と、最後はしぶこスマイル。それでも報道対応後は昼食をとらず、練習グリーンに向かった。
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