爆破予告の元関市議に懲役1年を求刑 初公判で検察側

2020年10月3日 05時00分 (10月3日 05時01分更新) 会員限定
 岐阜県の関市役所に爆破予告をしたとして、威力業務妨害の罪に問われた元関市議、太田博勝被告(67)の初公判が二日、岐阜地裁であり、太田被告は起訴内容を認め「思い付きでやった」と述べた。
 検察側は懲役一年、弁護側は執行猶予付き判決を求めて即日結審した。判決は二十三日に言い渡される。
 検察側は論告で、新型コロナウイルスに関する市の対応に不満を募らせた末の「安易で身勝手な犯行」と指摘。弁護側はコロナによる貧困などの影響について、市長らに認識を改めてほしいと思い文書を送った、と説明。七月に市議を辞め外出をほとんどしない生活をしており「再犯の恐れはない」とした。
 起訴状によると、太田被告は四月、市役所のポストに「シヤクショ2カショデ バクダンガ シカケテアリマス」などと書いた文書を入れ、五月にも本庁舎などで爆発騒ぎが起きるとの文書を同市上之保事務所に郵送。職員に不審物の警戒や警察への相談をさせ、業務を妨害したとされる。
 太田被告は二〇〇三年に初当選し、一三〜一五年には議長を務めた。

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