8月求人 石川1・10倍 富山1・14倍

2020年10月3日 05時00分 (10月3日 05時00分更新)

 厚生労働省が二日発表した八月の有効求人倍率(季節調整値)は、石川県が前月比〇・〇五ポイント低下の一・一〇倍(全国二十一位)、富山県が〇・〇三ポイント低下の一・一四倍(同十五位)だった。新型コロナウイルスの影響で石川は八カ月連続、富山は十カ月連続で前月を下回った。
 石川県の新規求人数は前年同月比34・1%減の六千六百五十七人。主要十産業はすべて減少した。宿泊・飲食サービス業が56・8%減、製造業が48・2%減、サービス業が42・9%減と続いた。
 三月以降に新型コロナを理由とした解雇や雇い止め(九月三十日現在)は八百七人を確認。九月は百三十四人で八月比で四十一人増えた。採用内定の取り消しも一件あった。石川労働局の武隈義一局長は会見で「新型コロナで新規求人の減少傾向は続いている」と指摘。雇用失業情勢の判断は「注意を要する状態にある」と五カ月連続で据え置いた。
 富山県の新規求人数は前年同月比27・9%減の六千三百六十八人。建設業や製造業、情報通信業などで減少幅が大きかった。新規求職者数は前年同月比6・2%減の二千九百三十人で、このうち事業主都合による離職者は29・8%増の四百三十六人だった。
 三月以降に新型コロナを理由とした解雇や雇い止め(九月三十日現在)は七百三人を確認。富山労働局の杉良太局長は会見で「利用客の減少や生産活動の縮小など、コロナの影響を受けて求人を減らす事業所があり、依然先行きは不透明」と話した。(榊原大騎、山岸弓華)

関連キーワード

PR情報

北陸経済ニュースの最新ニュース

記事一覧