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鈴木愛「我慢ならもう2カ月以上もしてる」気迫ガッツパー締めで女王チャージに期待感

2020年10月2日 20時24分

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18番、パーパットを沈めガッツポーズを見せる鈴木愛。この日は3アンダーでトータル2アンダー9位タイ(代表撮影)

18番、パーパットを沈めガッツポーズを見せる鈴木愛。この日は3アンダーでトータル2アンダー9位タイ(代表撮影)

◇2日 日本女子オープンゴルフ選手権第2日(福岡県宮若市・ザ・クラシックGCキング・クイーンC)
 8月以降不振にあえいでいた女王・鈴木愛(26)=セールスフォース=が4バーディー、1ボギーとスコアを伸ばし通算2アンダー、前日の36位から9位に浮上した。現在首位とは7打差あるが「久々にいいゴルフができた」と調子は右肩上がり。決勝ラウンド2日間のチャージに期待がかかる。小祝さくら(21)=ニトリ=が9アンダーまで伸ばして単独首位、原英莉花(21)=日本通運=が3打差の6アンダー2位に続いている。
  ◇  ◇  ◇
 最終18番で鈴木愛が3メートルのパーパットを沈め、力のこもったガッツポーズでホールアウト。“女王様”の熱いゴルフが帰って来た。
 前日は1オーバー73と出遅れたが、この日はスタート1、2番から2・5メートル、2メートルを沈め連続バーディー発進。5番では4メートル、そして9番で「会心の」パットで7メートルを決めた。「久しぶりに転がりがよかった」。鈴木愛を象徴するような、伸びのある順回転の球足が、きれいなラインを描いてカップに消えた。満足そうな笑顔を浮かべ、自信を漂わせてボールを拾い上げる姿も久しぶりだった。
 6月終わりのアース・モンダミン杯で開幕した今季。同大会ではプレーオフの末2位となったが1ヵ月半後、8月中旬の第2戦からおかしくなった。「パッティングが…しゃべりたくなくなるぐらい入らなかった」「1つも入らない」「結局パットが入らないからとことんダメ」「相変わらず入らない」と、口から出るのはぼやきばかり。昨年優勝のニトリレディス、今季国内メジャー第1戦の日本女子プロ選手権と、高額賞金大会で2つの予選落ちまで喫してしまった。
 「昨日(大会初日)もラウンド後にパット練習してたんですけど、もうあまりにも入らないので腹立って切り上げて帰りました!」。通常なら3時間にも及ぶ練習を、1時間半ほどで止めてホテルに戻った。
 しかし、その判断が奏功したのか、この日は後半15番で1つのボギーを献上したが『ガッツパー』締めのラウンドは鈴木の元気を回復させたようだった。
 「我慢のゴルフ? 我慢ならもう2カ月以上もしてるんで」。残り2日間はその分を回収…。いや倍返しにも1000倍返しにもしそうな気迫を漂わせた。

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