羽生が五輪制した「SEIMEI」で公式練習 最初転倒も修正に納得…四大陸フィギュア
2020年2月6日 15時38分
フィギュアスケートの四大陸選手権第1日の6日、男子で冬季五輪2連覇の羽生結弦(25)=ANA=が韓国・ソウルの試合会場となる木洞アイスリンクの練習リンクで行われたショートプログラム(SP)に向けた公式練習に参加した。
羽生は2018年平昌冬季五輪で優勝した際に用いたフリー曲「SEIMEI」をかけた練習を実施。冒頭の4回転ルッツが抜けて2回転となり続く4回転サルコーでも転倒した。しかし、後半には4回転トーループからの連続ジャンプを決めたほか、ステップも入念に確認した。また、曲かけ練習前には4回転ルッツを着氷させた。
「SEIMEI」は昨年12月の全日本選手権のエキシビション「メダリスト・オン・アイス」で演じたが、競技として滑るのは同五輪以来。5日の公式練習後には「『自分のフィギュアスケートはこういうものだよ』っていうものを見せたい」と話した。曲かけ練習で失敗した4回転サルコーの修正などを最後まで行った羽生は練習内容に納得がいったようで、帰りのバスに乗り込む際には集まった報道陣に対して2度深々と頭を下げて、会場を後にした。
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