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地域おこしへ 隊員活躍誓う 協力隊着任 

2020年10月2日 05時00分 (10月2日 10時09分更新)
 敦賀市とおおい町で一日、地域おこし協力隊が着任し、それぞれの地域での活躍を誓った。

渕上市長(右)に協力隊の活動への抱負を語る西山さん(中)=敦賀市役所で

 新幹線開業に向け 地域の魅力を発信 


 敦賀の西山さん

 敦賀市では、岐阜県恵那市出身の西山綾加さん(23)を協力隊に委嘱した。市の協力隊員は初めて。二〇二三年春の北陸新幹線敦賀開業に向けて敦賀観光協会と業務契約し、会員制交流サイト(SNS)などで市の魅力を発信する。
 西山さんは大学卒業後、東京のイベント制作会社に就職し、街おこしイベントを企画してきた。今年一月に旅行会社に転職したもののコロナ禍で休業状態となったため退職。地域情報を伝えるWEBライターとして活動を始め、友人のいる福井県に移住した。敦賀に来たことはなかったが、「新幹線に向けて盛り上がっていて興味を持った」と協力隊に応募した。
 市役所で渕上隆信市長から委嘱状を受け取った西山さんは「イベント制作とライターの経歴を生かして頑張りたい。地域で頑張っている人のことを知ってほしい」と抱負を述べ、渕上市長は「実績があり心強い。若い力で好きなように頑張って」と激励した。
 各地の飲食店などを借りて一夜限りの「流しのおでん屋」を開く予定もあり、「敦賀の昆布を使ったおでんを作りたい」との構想を抱く。 (高野正憲)

暦会館での仕事に意欲を見せる地域おこし協力隊員の山田さん(右)=おおい町役場で

暦会館でSNSやイベントなど意欲


おおいの山田さん

 おおい町では、協力隊に新たに加わった大阪市出身の山田虹太郎さん(32)が、同町名田庄納田終の暦会館に着任した。
 山田さんは近畿大を卒業後、大阪市立自然史博物館や南三陸町観光協会(宮城県)などに勤務。子ども向けのワークショップや自然体験教室などに携わってきた。大好きな博物館に関係する仕事を探し、同町の協力隊に応募した。
 暦会館は、陰陽師(おんみょうじ)安倍晴明の子孫にあたる土御門家が三代にわたり、天文暦学の道場を開いた地にある資料館。暦と天文学の資料を扱う全国的にも珍しい施設で、約千の展示物がある。
 町総合町民センターで任用式に臨んだ山田さんは「これまで培ってきた経験やスキルを生かせるよう精進したい」と話し、会員制交流サイトを活用した情報発信やイベント企画に意欲を見せた。面談した中塚寛町長は「多くの人に暦会館の魅力が伝わるよう、クリエーティブな感覚でチャレンジしてもらいたい」と期待した。地域おこし協力隊は総務省の事業。同町の現役隊員は三人になった。 (鈴村隆一)
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