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県産甘エビにブランド名 認知度向上へ 年明けに正式決定 

2020年10月2日 05時00分 (10月2日 09時36分更新)

 予算決算特別委

 県議会は一日、予算決算特別委員会を開き、八人が質問に立った。県は、味がいいと評判の県内で水揚げされた甘エビに、ブランド名を付けて来年五月から販売すると明らかにした。県産甘エビの全国での認知度を高め、福井を代表する新たな海の幸に育てていく。
 清水智信委員(県会自民党)の質問に森川峰幸農林水産部長が答えた。県産甘エビのブランド化は、七月からJF福井漁連、底引き網漁船関係者、関係市町と協議を開始。森川部長は「県内で統一名称を設けることで合意した。年明けにブランド名や大きさなどの規格、ロゴマークを正式に決定する」と説明した。
 甘エビは坂井市三国町と越前町の漁港を中心に、一部嶺南でも水揚げされている。県によると、二〇一九年度の漁獲量は四百五十七トンと日本海側では石川、兵庫両県に次いで多い。深場の漁場が比較的近いため、鮮度が良いという特徴もある。
 底引き網で行う甘エビ漁は、初夏(五、六月)と秋(九、十月)の年二回ピークがある。十一月〜翌年三月のカニ漁とすみ分けでき、ブランド化で県産甘エビの単価向上が図れれば、漁業者収入を増やせる。
 清水委員は、石川県で九月から金沢港に水揚げされる甘エビを「金沢甘えび」と名付けたブランド化がスタートしたことに触れ、「金沢には負けてほしくない。『北陸甘えび戦争』のつもりで」と県の奮起を期待。杉本達治知事は「福井の甘エビの味は太鼓判だ。強力に売り出していく」と応えた。 (尾嶋隆宏)
 【質問者】▽田中三津彦(県会自民党)渡辺大輔(民主・みらい)細川かをり(無所属)鈴木宏紀、小堀友広、長田光広、清水智信、西本正俊(以上県会自民党)

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