コロナ検査 新たに184機関 県内のかかりつけ医 来月から

2020年10月2日 05時00分 (10月2日 09時41分更新)

 インフルエンザの流行期に備え、新たに新型コロナウイルスの診療・検査に取り組むかかりつけ医が、県内十七市町で計百八十四カ所に上ることが分かった。県医師会が一日、福井市内で会見し、発表した。既に実施している三十八カ所を含め、十一月一日からは県内二百二十二の医療機関で検体採取や検査が受けられるようになる。 (山本洋児)
 インフルエンザと新型コロナは症状が似ているため同時に検査するのが望ましいとされる。各医療機関は十月二日、同会を代理人とし、県と行政検査の委託に関する集合契約を結ぶ。福井市内の医療機関は今後、市と集合契約を締結する。
 県は、一日最大三千件の検査体制を目指し、新たに百五十機関の参加を目標としていた。県と同会が検査体制拡充のため九月二十二日に主催した研修会には、二百八十八機関が出席した。参加機関は今後も増える見通しという。
 同会の池端幸彦会長は「想定よりかなり数が多く、協力に感謝したい」とあいさつ。かかりつけ医が集合契約を結ぶ意義について「新型コロナ流行時に行政検査への協力体制が充実する。院内感染対策も進む」と述べた。
 同会によると、参加機関の七割が簡易キットを使う抗原検査の実施を予定している。検体採取の方法は、車内で診療するドライブスルー方式が44・8%、同一施設内での時間分離が18・3%、野外テント型が14・3%などとなった。
 医療機関名は非公表。発熱のある患者は身近なかかりつけ医に電話し、診療可能かどうかを確認する。可能であれば、抗原検査かPCR検査のため検体を採取してもらう。かかりつけ医を持たない場合は、県庁内の帰国者・接触者相談総合センターに連絡し、医療機関の紹介を受ける。新型コロナの検査費用は原則、公費負担になる。

関連キーワード

PR情報

福井発の最新ニュース

記事一覧