弥生住居跡周囲「周堤」はっきり 設楽ダム水没予定地、上ヲロウ・下ヲロウ遺跡

2020年10月2日 05時00分 (10月2日 05時00分更新) 会員限定
盛り土とみられる地点を示す調査員。切れ目と切れ目の間、その左右が盛り土とみられる部分=設楽町川向で

盛り土とみられる地点を示す調査員。切れ目と切れ目の間、その左右が盛り土とみられる部分=設楽町川向で

  • 盛り土とみられる地点を示す調査員。切れ目と切れ目の間、その左右が盛り土とみられる部分=設楽町川向で
 設楽ダム水没予定地の設楽町川向の上ヲロウ・下ヲロウ遺跡で、土石流に埋もれた弥生時代中期の竪穴住居跡群が見つかった。住居跡の周囲には人工的に造られた土手状の高まりを確認。「周堤」と呼ばれる盛り土とみられる痕跡で、全国に類例があまり知られていないという。 (山谷柾裕)
 発掘調査を進めている県埋蔵文化財センターによると、住居跡は約二千百年前のもので、約二十メートル四方の広さに六軒分を発見。周堤は山崩れの痕跡を示す厚さ一・五〜二メートルのれきの地層の下から見つかり、住居跡を囲むように計約三十メートルにわたり確認された。保存状態の良い地点は高さが五十センチほどあった。
 弥生時代の竪穴住居は、...

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