PKが多すぎる…プレミアリーグがル-ル改正を働きかけ ハンドのルール厳罰化で急増 「ばかげている」選手や監督からも嘆きの声

2020年10月1日 11時12分

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ハンドのアピールをする選手たち。今季はこんな光景があちらこちらで…(AP)

ハンドのアピールをする選手たち。今季はこんな光景があちらこちらで…(AP)

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 ペナルティーエリア内のハンドルール厳格化により、PKが頻発している問題で、イングランド・プレミアリーグは、サッカーの競技規則を制定する国際サッカー評議会(IFAB)に対し、ルール改正を働きかけていることが9月30日、明らかになった。
 英BBCによると、プレミアリーグは、すでに元同リーグの主審で、現在IFABの技術委員長を務めるデイビット・エレレイさんに連絡。秋に行われるIFABの技術委員会で議題に取り上げてもらうよう動いているという。同技術委員会を経て、来年3月に行われるIFABの年次総会の議題に挙がれば、改正される可能性があり、その場合は来季2021―22年シーズンから適用される。
 昨夏、IFABはハンドに関するルールを改正。ペナ内で体から離れた手や腕にボールが当たったら、いかなる場合もハンドと厳罰化した。これにより昨季ペナ内でのハンドによるPKが急増し、スペイン1部リーグは50回、イタリア・セリエAは60回を数えた(ともに全380試合中)。一方、昨季プレミアリーグは、このペナ内でのハンドを弾力的に運用し、380試合中19回だった。
 今夏、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の統括がIFABから国際サッカー連盟(FIFA)に移管されたことを受け、プレミアリーグも他国リーグと基準をそろえるため厳罰化した。
 そのため今季はここまで26試合中6回と急増。これまで見逃されたり、流されてきたりしたハンドをVARなどで厳格に取っているためだ。27日にニューカッスルがトットナム戦で終了間際のロスタイムにPKを得て同点とし、1―1で引き分け。土壇場で勝ち点を得たニューカッスルのブルース監督でさえ「ばかげている」と新ルールを批判した。ハンドを犯したトットナムのDFダイアーも「僕は直前に押され、その結果、右腕にボールが当たった。どうすることもできなかった。僕たちは何かしなければならない」とルール改正を訴えていた。

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