選挙戦も「新たな日常」 鯖江市長選 

2020年10月1日 05時00分 (10月1日 09時31分更新)

 密避け応援 広い事務所 検温や消毒

 新型コロナウイルス感染拡大の影響が全国各地に及ぶ中で迎えた鯖江市長選。いずれも無所属新人で、元市議の佐々木勝久さん(52)=熊田町、元県議の田村康夫さん(60)=桜町三、会社経営の山岸充さん(30)=深江町=の各陣営は、告示前からコロナ対策を欠かさず、新たな日常の中での選挙戦を繰り広げている。 (玉田能成、清兼千鶴、中場賢一)
 佐々木さんの出陣式では、イメージカラーの水色の傘をさす支援者が目立った。支援者同士の間隔を空け、少しでも密集を避けて応援しようと陣営が用意した。「ゴー、ゴー佐々木」。ステージでは女性支援者八十人が掛け声とともに、傘を上下させて激励した。選挙カーの出発時には花道をつくり、女性支援者は「コロナに配慮して出陣式を盛り上げることができた」と話す。
 田村さんの陣営はコロナ対策を見据え活動の拠点となる事務所を選ぶ際に広さを重視した。スタッフや支援者らが激励などで訪れる際、密にならずに安心して訪れられるようにとの思いからだ。入り口付近では、訪れる人たちに検温や手指の消毒、連絡先を必ず記入してもらう。事務所内でも、机と机の間隔を広げることを忘れない。通路も広く取るなど対策を徹底している。
 山岸さんの事務所内には、自身の等身大パネルがある。コロナ禍で密集や接触を避けた方が良い現状で、支持者らとがっちりと握手はしにくい。そんな問題にパネルが一役買う。笑顔で両手を差し出し、握手の構えで出迎えており、訪れた人は検温や手指の消毒をした上で握手ができる。二十七日の告示日には、多くの人が訪れ、激励や期待の思いを込めてパネルの手を握った。

関連キーワード

PR情報