GoToクーポンきょうから利用 福井の土産 商機到来 

2020年10月1日 05時00分 (10月1日 09時35分更新)

 2000円割引 県が補助

平成大野屋が販売する大野市内の農産加工品を詰め合わせた4000円のセット(右)とコメと地酒の5000円のセット=30日、大野市の結楽座で

 国の「Go To トラベル」キャンペーンで十月一日から、「地域共通クーポン」の利用が開始される。Go Toでの旅行者に付与され、小売店などで商品券のように使える。新型コロナウイルスで苦しむ土産品業者への「商機到来」となるよう、県は土産品セット購入の二千円割引補助で後押しする。 (尾嶋隆宏、山内道朗)
 Go Toトラベル事務局によると、県内で地域共通クーポンを使える店舗は七百五十九店(九月二十五日現在)が登録されている。小売り、交通、飲食、コンビニ・スーパーと幅広い。
 県は旅行者がクーポンを「土産品購入」に充てるよう期待している。Go To事務局に加え、県にも登録した県内店舗で、店オリジナルの五千円前後の土産品セットを購入した場合、一日からクーポン使用額への二千円加算を実施する。セットは「ふくいのお土産品ふく袋」と名付け、五千円のふく袋なら三千円のクーポンで購入できる。「ふくいdeお得キャンペーン」の一環。
 大野市の観光土産品を扱う「平成大野屋」では、地元食材の真空パックを詰め合わせた四千円と、地酒五本と大野産米をセットにした五千円の「ふく袋」二種類を準備した。企画・販売担当の南部晴美さん(53)は「今年はイベントがなく、お客さんを待ち続ける状態だった。酒やサトイモ、コメなど大野のおいしいものを集めたので、多くの人に知ってもらいたい」と話した。
 県によると、ふく袋の直接販売店舗には九月三十日現在、二十七施設が登録している。菓子店、鮮魚店なども参加しており、えちぜん鉄道と福井鉄道は両鉄道のグッズを共通ふく袋として販売する。県では参加店舗を募っている。
 旅館やホテルでも一日から、県企画の五千円ふく袋を注文できるようになる。ふく袋は海の幸、農産物などを詰め合わせた六種類。Go To利用の宿泊者らが一つ選び、三千円のクーポンを支払うと、後日自宅などに配送される仕組み。これらに県は六千万円の事業費を充てる。
 また、十一月からは県内で県産眼鏡や七つの伝統工芸品などを地域クーポンで購入した場合、県がクーポンと同額を割り引くようにする方針。

 地域共通クーポン

 Go To トラベルの利用者に旅行代金15%相当額を国が付与する。紙クーポン、電子クーポンの2種類があり、額面は1000円単位。お釣りは出ない。旅行期間中に限り、旅先の都道府県または隣接都道府県の対象店で使える。

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