スピードスターの不敗神話が17年ぶりの歓喜を呼んだ!FC東京・永井が赤の呪縛打ち破る一発

2020年10月1日 06時30分

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前半、先制ゴールを決め駆けだすFC東京・永井

前半、先制ゴールを決め駆けだすFC東京・永井

  • 前半、先制ゴールを決め駆けだすFC東京・永井
◇30日 J1第29節 浦和0-1FC東京(埼玉スタジアム)
 “魔境”で17年ぶりの勝ちどきを上げた。アジア・チャンピオンズリーグの関係で変則日程となった節の異なる3試合が行われ、3位のFC東京は前半37分にFW永井謙佑(31)がゴールを決め、浦和を1―0で撃破。埼玉スタジアムでは2003年7月12日以来の白星を手にした。神戸はイニエスタのゴールで名古屋を1―0で破って3連勝とした。
 決めれば負けない―。エースの不敗神話が“魔境”を上回った。17年ぶりとなる埼スタでの勝ちどき。東京の決勝点は復活のスピードスターがたたき込んだ。「前節負けていたので、自分のゴールで勝てて良かった」。永井は安堵(あんど)の表情を浮かべた。
 赤の呪縛を打ち破る一撃は前半37分だ。中盤でアルトゥールシルバがボールを奪い、そこから右サイドへ展開。攻め上がった中村拓が中央にグラウンダーのクロスを送ると、相手DFがクリアミス。拾ったレアンドロから永井に渡り、背番号11が左足でシュート。一度は西川に阻まれたが、今度はこぼれ球を左足で押し込んで歓喜の今季2点目を挙げた。
 昨年末に右肩を手術して復活に懸ける今季は、ここまでリーグ17試合1得点と不完全燃焼が続いていた。「全然満足していないし、後半戦で取り返したい」。その決意を結果で示した。
 前節は鳥栖を相手に0―3と大敗。エースのディエゴオリベイラも累積警告で欠く苦しい状況でもあった。しかも、舞台は2003年を最後に白星から見放されている埼スタ。昨年3月30日には残り12秒で追いつかれ、首位から陥落する悪夢を味わった。
 「去年もこの場所で悔しい思いをしている。その借りを返したかったので、勝てて良かった」。これでゴールを決めた試合は15連勝。永井の不敗神話は続き、なぜか15試合も勝てなかった埼スタで白星をもぎ取った。
 それでも、まだまだ満足はしない。「何度かチャンスはあったが、最後の精度が低くて2点目、3点目が取れなかったのでそこは修正したい」。“魔境”は抜けた。この白星から東京の倍返しが始まる。

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