巨人・田口”進化”見せられず悔しい結果 5回広島・鈴木誠に被弾…3失点で降板
2020年9月30日 21時06分
◇30日 広島-巨人(マツダ)
主砲の一振りに肩を落とした。巨人は粘投していた先発の田口麗斗投手(25)が5回につかまった。1点を先制されてなお2死一塁から3番・鈴木誠にスライダーをライナーで左翼席へ。この回3点を失い、5イニング5安打3失点で降板した。
降雨のため試合開始が29分遅れてのスタート。4回まで無失点と好投した。5回は1死一、三塁から田中を投ゴロに仕留めたが、自身の二塁への送球がややそれたため併殺を奪えず先制を許し、鈴木誠の2ランの伏線になってしまった。
1週間前の広島戦(東京ドーム)では8イニング1/3を5安打3失点で5勝目を飾った。完投目前での交代に「投げきりたいと思っていたんですけど、また自分の弱いところが少し出てしまったのかなと思います」と語っていた。進化をみせるはずが、悔しい結果になった。
試合前まで巨人は9月19勝5敗1分け。1967年8月以来の月間20勝がかかる一戦だった。
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