若狭町の梅酒 金賞 世界ワインコンクール エコファームみかた再挑戦 アルコール度数高める

2020年9月30日 11時22分 (9月30日 11時22分更新)
オンラインで表彰式に参加する新屋さん

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  • 「フェミナリーズ世界ワインコンクール」の日本リキュール部門で金賞を受賞した「BENICHU20°」 
 ワインの本場フランスで開かれた「フェミナリーズ世界ワインコンクール」で、若狭町鳥浜の企業「エコファームみかた」が開発し、製造する梅酒「BENICHU20°(ベニチュー・にじゅうど)」が、日本リキュール部門で金賞に輝いた。県産の「紅映(べにさし)梅」を使用し、二〇一三年から販売。微糖でアルコール度数は高め。梅の芳醇(ほうじゅん)な香りが楽しめる。日本の受賞者を対象にした表彰式が二十八日、東京都で開かれた。 (栗田啓右)
 同コンクールは、女性向けの親しみやすい酒を世界に広めようと二〇〇七年から毎年開催。日本をはじめ世界中から四千五百種類のワインやリキュールが出品される。フランスでの選考会では、シェフやソムリエなどお酒に詳しい各国の女性六百人が審査している。今年は新型コロナウイルスの影響で、日本の審査員は参加していない。
 選考会は六月に開かれ、日本からは「日本ワイン」「日本リキュール」「日本酒」の三部門に、計百七十六種類が出品された。うち五十種類が金賞、六種類が銀賞に選ばれた。
 同町特産の梅の加工品を製造販売するエコファームみかたは、前回「BENICHU19°(じゅうきゅうど)」で受賞を逃した。今回はアルコール度数がより高く、梅の香りをより生かした「BENICHU20°」で勝負した。日本の表彰式は一般社団法人「SAKE女(じょ)の会」(東京)の主催。オンラインで参加したエコファームみかたの社長新屋明さん(50)は「初受賞でうれしく記念になる」とコメントした。
 表彰式を終えて、新屋さんは「他の梅酒と違い、アルコール度数が高めで飲み応えがある点が、評価してもらえたのではないか」と振り返り、「梅を生産する地元農家のみなさんに支えられている」と感謝する。BENICHU20°は、四年前から中国やシンガポールにも輸出している。今後の商品展開については「現在は土産品としての販売が中心だが、飲食店でも気軽に飲めるようにしていきたい」と意欲を示す。
 BENICHU20°は、七百二十ミリリットル、税抜き二千円。(問)エコファームみかた=0770(45)3100

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