出張型のドローン学校 勝山の会社 県内初あす開校 スマート農業へ 農薬散布に特化

2020年9月30日 11時10分 (9月30日 11時11分更新)
出張型ドローンスクール開校に向け意気込む西田代表=勝山市のグリーンステージ前で

出張型ドローンスクール開校に向け意気込む西田代表=勝山市のグリーンステージ前で

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 勝山市のドローン全般請負会社「グリーンステージ」(西田和史代表)は十月一日から、県内初の出張型ドローンスクール「北陸グリーンサポート・ドローンスクール」を開校する。全国でも珍しい農薬散布に特化したスクールで、県内のスマート農業推進を後押しする。
 西田代表(42)によると農薬散布でドローンを使うには、国土交通省から危険物輸送と物件投下の許可を得る必要がある。同社は同日付で国交省のドローン講習団体に登録される予定で、登録業者として農家や団体を指導して許可を得やすくなる認定証も発行。西田代表は行政書士でもあるため、別料金で国交省への許可申請代行も請け負う。ドローン購入や保険加入、整備点検、作業時の不安やトラブル解消など、充実したアフターケアも特長だ。
 開校について西田代表は「以前からドローンの保険にも携わっており、全国の故障事例の多くが、最初にしっかりした講習を受けていないことだった。中には法律違反を問われかねないものもあった」と説明する。指導は西田代表のほか、農薬散布や指導実績がある経験者や空撮専門のスタッフが担当。実践的な指導も売りになる。
 基本コースと一人当たりの料金(いずれも消費税込み)は、ドローン操縦経験者の二日間コースが十一万円、未経験者の三日間コースは十六万五千円、農業に加え空撮など幅広い活用を考える人向けの三日間コースは十六万五千円。団体で受ける場合は二人目以降、一人一日一万円の割引もある。
 一日の教習は、飛行教習五時間、法律や操作の注意点など座学一時間の計六時間。開催日を分けての教習にも応じる。出張費無料で受講者の農地など希望場所に訪問するほか、大野市と勝山市に開設する教習拠点でも受講できる。拠点は今後も県内各地に設置する予定。要望に応じて除草剤散布や追肥、種の直まき、生育診断、鳥獣害対策などに必要な技術や知識も教習に盛り込むこともできる。
 西田代表は「農業用ドローンが安く購入できるようになり、県内ではこれから普及が進むと考えている。事故や問題が起きない体制づくりに貢献したい」と話した。開校を記念して先着三十人は、国交省への許可申請代行料三万五千円を無料にする。(問)西田代表=090(2834)5765 (山内道朗)

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