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猛者らアユ攻略 岐阜県郡上市・長良川

2020年9月30日 05時00分

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「これはデカイよ」と笑みがこぼれる鷲見さん

「これはデカイよ」と笑みがこぼれる鷲見さん

  • 「これはデカイよ」と笑みがこぼれる鷲見さん
  • 和合橋から上流の風景
 盛期は長良川(岐阜県郡上市・郡上漁協管内)で常に50匹以上をたたき出す猛者たち。4連休真っただ中の21日、シーズン終盤突入の同川を攻略してもらい、密着した。前日は解禁日以上の釣り人で大にぎわい。釣り荒れていたが、釣技を駆使して郡上アユをひねり出してくれた。 (中日釣ペン・餌取春義)
 4連休は大混雑だった長良川。猛者たちはこのハイプレッシャーにどう対処するのだろう。場所は大和地区の和合橋周辺。午前6時に集合すると、ひんやり肌寒かった。前日は解禁日以上の入川者数で川はかなり攻め切られていた。
 鷲見冬彦さん(48)、金子哲也さん(53)、山田和成さん(36)、西部俊希さん(28)の4人の猛者に、レディース代表として谷口舞さん(17)をゲストに招いた。午前7時、それぞれのポイントでスタートした。
 東海北陸道下で鷲見さんが好調な出だし。その上流で金子さんが続く。山田さんはその下流の浅場でポツポツ。和合橋下左岸瀬で西部さんは掛からずポイント移動。西部さんの武器は機動力だ。的確な状況把握で2手、3手、さらにその先まで読む。橋下流トロ場で数匹掛けると、右岸瀬で次々連発。橋右岸のトロ場で舞さんも掛ける。4名手は約20匹ずつを昼までに掛けた。
 午後の展開の読みは各人異なる。山田さんは浅場でテンションを入れたり抜いたりして野アユを掛ける。「今日は緩い流れの所がいいかな?」と山田さん。鷲見さんは瀬の釣りが得意だが、それ以外でも釣り人がまずやらない竿抜けを見逃さず狙い撃ち。あり得ないピンポイントで掛ける。しかも良型だ。
 金子さんはポイントを細かく区切りながらどんどん打ち込み、機動力も駆使している。状況に応じて背針、オモリも。西部さんは穂先を大きく曲げた引き釣りでボルダリング引きに近い。「オトリがしっかり底に入っていれば、ぐいぐい引き上げても浮かないですよ」と西部さん。すべてのポイントをこなす機動力は誰も真似できない瞬間移動のような早さだ。舞さんは上流部でペースに乗ってきた。「長良川は川が大きいので、難しいけどアユが大きいのでメッチャ楽しい」
 名手たちはどのようにして人の2倍、3倍もの釣果をマークするのか。川の読み方もそうだが、一つ共通していえることはポイントに打ち込む回数だ。一般の釣り人の何倍も打ち返している。野アユの反応を得るには打ち込む回数の多さと素早い機動力が必須。渋い状況でも釣れない時間帯を極力減らすことができ、活性の高い時は入れ掛かりとなる。

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