就農希望者163人を仲介 浜松市議会一般質問

2020年9月30日 05時00分 (9月30日 05時03分更新)
 浜松市議会の一般質問が二十九日あり、酒井豊実さん(共産党浜松市議団)、加茂俊武さん(自民党浜松)、久米丈二さん(同)、露木里江子さん(同)が登壇した。山下文彦農林水産担当部長は、二〇一七年度からの三年間で、市内農家と求職者の間で百六十三人の仲介が成立したと明らかにした。今後は、多様なニーズに応じた就農支援策に取り組む考えを示した。久米さんへの答弁。 (渡辺真由子)
 市農業水産課によると、農業労働力の確保に向け、市とJAとぴあ浜松、浜松商工会議所の三者が二〇一七年、市農業労働力確保推進協議会を設立。JAとぴあ浜松が開催するマッチングサービスを起点とし、農家側の受け入れ態勢の整備や情報発信、市内企業への呼び掛けなどを実施した。
 新型コロナウイルスの影響も質問に上がった。市農業水産課は、外国人技能実習生が来日できず確保が困難になるなどの事例があった一方、首都圏から離れて就農したいという相談が浜松商議所やはままつ起業家カフェに寄せられるなど、求職者の変化もあったと説明した。
 新しい就農需要を掘り起こすため、民間から「農林水産物の魅力発信のデジタル化推進プランナー」を募集し、秋ごろに委嘱を予定している。山下部長は「これまでとは異なる多様なニーズが生まれている。市内のみならず移住や多拠点居住を見据えた就農支援につなげたい」と述べた。

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