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今季プロ野球の経済的損失は昨年比で約1423億円 関大・宮本名誉教授が試算

2020年9月29日 12時33分

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宮本勝浩・関西大名誉教授

宮本勝浩・関西大名誉教授

 関西大(大阪府吹田市)は29日、経済波及効果の研究で知られる宮本勝浩名誉教授(75)が今年のプロ野球の経済的損失を昨年比で約1423億円と試算したと発表した。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、今年の売上総額は約377億円にとどまると推定した。
 宮本名誉教授は「日本のプロスポーツ界の最高峰であるプロ野球において、人気球団であっても2020年はかなり大幅な赤字になると考えられる。2021年は全試合が満員の観客の球場で開催されることを願っている」とコメントしている。
 日本プロ野球の売上額は、放映権料、グッズ売り上げ、企業広告代なども影響するが、この試算では観客人数に依存すると仮定している。
 6月19日の開幕から7月9日までは無観客開催で、7月10日から上限5000人と制限して開催。9月19日からは収容人数の50%以内に拡大された。
 9月23日時点で、主催試合の最多動員は阪神194万661人(37試合)で、巨人185万897人(43試合)、中日180万369人(42試合)。残り試合の観客数を昨年比50%以内と仮定すると、合計307万9041人。同様に、パ・リーグは9月23日時点で合計90万8256人で、今季の合計は247万2429人。セパ合計は555万1470人となる。
 昨年はセパ合計で2653万6962人(セ・リーグ1486万7071人、パ・リーグ1166万9891人)で、全体の売上高は約1800億円と言われていることから(各球団の売上高は非公表のため)、2020年の売上総額は約377億円、経済的損失は1423億円と推定した。なお、この試算にはパ・リーグのクライマックス・シリーズ(CS)と日本シリーズは含まれていない。
 

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