親子の口座から429万円引き出し 天竜遺体遺棄

2020年9月29日 05時00分 (9月29日 05時03分更新)
 浜松市天竜区の山中に同市内在住の高梨ひさよさん=当時(83)=の遺体が遺棄された事件で、死体遺棄容疑で再逮捕された同市生まれ、住所不定、無職森下昌也容疑者(47)と同市東区小池町、無職小出佳奈美容疑者(49)が、高梨さんと五十代息子の口座から計四百二十九万円を引き出し、窃盗容疑で追送検、起訴されていたことが分かった。起訴は十七日付。
 起訴状によると、二人は二〇一八年六月〜今年四月、偶数月にある年金支給日の午前八時ごろ、市内の金融機関で、高梨さん親子のキャッシュカードを使い、約二十回にわたり、四百二十九万円を引き出した。高梨さんの年金、息子の障害者年金の全額だったとみられる。息子は一八年六月以前に亡くなったとされ、二人の死後も年金を引き出していた可能性がある。
 両容疑者は、一九年六月から今年四月までの間、息子の口座から計約六十万円を引き出したとして、七月に窃盗容疑で逮捕された。
 県警は二十五日、両容疑者を死体遺棄容疑で送検した。送検容疑は一八年二月下旬ごろ、天竜区の山中に高梨さんの遺体を遺棄したとされる。

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