米国務長官と菅首相会談へ 10月上旬来日

2020年9月29日 05時00分 (9月29日 05時01分更新) 会員限定
 菅義偉首相は、来月上旬に来日するポンペオ米国務長官と会談する方針を固めた。中国をにらんだ日本、米国、オーストラリア、インドの四カ国外相会合に出席するポンペオ氏に対し、インド太平洋地域の安定に向けて緊密に連携する意向を伝える。複数の日本政府筋が二十八日、明らかにした。
 就任して間もない首相には、日米豪印の四カ国協力を推進した安倍晋三前首相の路線を継承する姿勢を明確に打ち出すことで、対中国包囲網の形成を呼び掛ける米国と一定程度歩調を合わせる狙いがある。ただ中国と対立する米国との連携を深めると、日中関係に影響を及ぼすと見る向きもあり、首相は難しいかじ取りを迫られそうだ。
 政府筋によると、日米豪印会合は来月六、七日ごろを軸に調整。首相は会談の前後に、対中強硬派のポンペオ氏と官邸で会う方向だ。安倍前首相が唱えた「自由で開かれたインド太平洋」構想に引き続き取り組み、米豪印との安全保障協力を促進する日本の立場への理解を求める。
 加藤勝信官房長官は二十八日の記者会見で、覇権主義的な動きを見せる中国とも協力する余地があるかを聞かれると「自由で開かれたインド太平洋(構想)に関する日本の考えに賛同していた...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

PR情報

政治の最新ニュース

記事一覧