プレミアリーグ、ハンドの新ルールでPK連発に物議 土壇場ドローにモウリーニョ監督は不満 勝ち点獲得の相手指揮官でさえ「ばかげてる」と異議

2020年9月28日 13時03分

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トットナムのモウリーニョ監督(AP)

トットナムのモウリーニョ監督(AP)

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 今季イングランド・プレミアリーグで、ハンドボールの新ルール適用によりPKが頻発している問題で27日にも、終了間際のロスタイムにニューカッスルが、トットナムのハンドによってPKを得て1-1で引き分け、物議を醸している。土壇場で勝ち点1を得たニューカッスルのブルース監督でさえ、「ばかげてる」と新ルールに異議を唱えた。
 トットナムの勝利が濃厚と見られた終了間際のロスタイム、ニューカッスルのキャロルがヘディング。そのボールがトットナムのダイアーの右腕に当たった。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の結果、ニューカッスルにPKが与えられ、これを決めて1-1とした。
 昨夏、サッカーのルールを定める国際サッカー評議会(IFAB)がペナルティー内で、体から離れた手や腕にボールが当たったら、いかなる場合もハンドと厳罰化。それでも昨季プレミアリーグでは、このペナ内でのハンドは弾力的に運用していた。
 今夏、VARの統括が国際サッカー連盟(FIFA)に変更されたことを受け、プレミアリーグも他国リーグと基準をそろえるため厳罰化した。そのため昨季ペナ内でのハンドでPKが与えられたケースは、380試合中19回だったが、今季はここまで26試合中6回と急増している。これまで見逃されたり、流されてきたハンドをVARなどで厳格に取っているためだ。
 トットナムのモウリーニョ監督は「この件は話したくない。協会に寄付したくない(罰金を払いたくない)」と不満顔だけで多くは語らず。しかしブルース監督は「ハンドは100年前からあるが、明確じゃなきゃいけない。新ルールはダメだ、と私たちは主張しなきゃいけないかも」と見直しの可能性を提言した。
 前日26日にもクリスタルパレスが、エバートン戦で、ペナ内でのハンドにより決勝点を献上して1-2で敗れた。クリスタルパレスのホジソン監督は、「ばからしい。新ルールがゲームを台無しにした」と怒りをあらわにしていた。

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