勝利に愛されたラッキーボーイ!愛工大の1年生右腕・太田弘海が無傷4勝 監督からは「宇宙人みたい」

2020年9月28日 11時14分

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7イニング3失点と粘投し、無傷の4勝目を挙げた太田

7イニング3失点と粘投し、無傷の4勝目を挙げた太田

  • 7イニング3失点と粘投し、無傷の4勝目を挙げた太田
◇27日 愛知大学野球秋季リーグ戦第5週 愛工大4―3中京大(愛工大1勝1敗=豊田市運動公園)
 愛知大学野球秋季リーグ戦は27日、豊田市運動公園で第5週の2試合が行われ、愛工大が1勝1敗の五分に戻し、名城大は連勝で勝ち点を3に伸ばした。愛工大は先発した太田弘海投手(1年・清峰)が7イニング3失点と粘投し、4―3で中京大に逆転勝ちした。
 まさに勝利に愛されたラッキーボーイだ。愛工大の先発右腕・太田は被安打4、四死球4ながら低めに集める丁寧な投球で、今季のリーグ戦トップタイに並ぶ無傷の4勝目。先発した3試合では全て勝利を挙げる勝ち運で、首位を走るチームにとってなくてはならない存在に急成長している。
 この日の相手は、初戦に0―7で完敗した中京大。負ければ勝率の差で首位を明け渡す重要な一戦だったが、初回にいきなり四球と長短打3本で3失点。試合開始15分で暗雲が立ち込めたように見えたが、太田は冷静だった。
 「長いイニングを投げようと思って力をセーブし過ぎていた。2回からギアを上げた」。すぐさま気持ちを切り替えると、2回以降に許した安打はわずかに1本。テンポの良い投球で守備からリズムをつくると、味方は4回に3安打を集めて同点。6回に併殺の間に勝ち越し点を挙げた。
 もちろんこれまでの活躍は決してラッキーでは語れない。177センチ、78キロと恵まれた体形ではないが、速球は2週前に最速144キロを計測するなど伸び盛り。リーグ序盤はリリーフ登板が中心だったが、好投を続けて先発の座を勝ち取った。
 ひょうひょうとした性格から平井光親監督(53)は「宇宙人みたい」と冗談めかすが「半分以上が太田の勝ち星。芯で捉えられた打球も多かったけど、要所で気合がこもった球を投げられていた。少しずつ成長を感じる」と目を細める。
 「自分は自分なので、目標の投手は特にいない。自分を超えるために、リーグ戦でできていない完投を目指したい」と太田。チームの昨春以来のリーグ制覇に向け、次も勝利の女神をほれさせる投球を目指す。

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