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来年からはアマでも高級車をゲットできる!? より多くのアマを“援護”する環境整備を[武川玲子コラム]

2019年12月18日 01時00分

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今季アマチュアながら日本男子ツアーを制した金谷拓実

今季アマチュアながら日本男子ツアーを制した金谷拓実

◇武川玲子「ゴルフ米ツアー見聞録」

 2019年はゴルフのルールが大きく変わった年だった。さらに20年は「アマチュア規定を大きく見直す」と、ゴルフのルールをつかさどる英国のロイヤル・アンド・エンシェント・クラブ(R&A)と米国ゴルフ協会(USGA)から発表があった。
 手始めとして、アマチュアがホールインワンを達成したときに得られる賞金、賞品などの上限額(現在は750ドル、約8万5000円)が撤廃される。来年1月以降、アマチュアでも豪華な車を受け取れるようになるのだ。
 「ルールを近代化したのと同じように、アマチュア規定も現代に合ったものにしたい」というのが大きな目的だ。これから広く意見を集め、2年後には大改革に乗り出す。
 現在、アマチュア資格を維持する規定がたくさんある。主に、金銭にまつわるものが多い。ちょうど1年ほど前、天才少女として注目された当時16歳の中国系米国人、ルーシー・リーが某コンピューター会社のCMに登場。華麗なスイングを披露し、とてもチャーミングだと全米中の関心を集めた。
 しかし、「ゴルフで名声を得ることを禁止」とするアマチュア規定に抵触するとして、厳重注意の処分を受けた。一時は「アマチュア資格はく奪か」と騒ぎになったが、今後はこれらの規定が緩和、撤廃されると予想される。
 アマチュアの資格がなくなると、アマチュアの試合に出場できないだけだから、一般のゴルファーにはあまり関係のないことにもみえる。ただし、競技ゴルフを目指す人も含め、試合に出場し続けるトップアマチュアは、多大な経費がかかっているのも事実だ。より多くのアマチュアが競技を続けられる環境整備に向けた改革となるように期待したい。(全米ゴルフ記者協会会員)
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