遥拝所の如来像 開眼式 粟津温泉・大王寺 秘仏開帳の記念に

2020年9月28日 05時00分 (9月28日 10時33分更新)
開眼式の後、白山遥拝所の台座に安置された薬師如来像=小松市の岳山で(高森真一さん提供)

開眼式の後、白山遥拝所の台座に安置された薬師如来像=小松市の岳山で(高森真一さん提供)

  • 開眼式の後、白山遥拝所の台座に安置された薬師如来像=小松市の岳山で(高森真一さん提供)

 小松市粟津温泉の「岳山(だけやま)」(一六四メートル)に新たに設けた白山遥拝所の薬師如来像の開眼式が二十七日、粟津温泉の守護寺、大王寺であった。三十三年ぶりに本尊の秘仏も開帳された。
 遥拝所の薬師如来像は、高さ二十二センチの石仏。白山市の石彫作家舟津秀一郎さんが六月、同寺に寄進した。開眼式には、地元住民でつくる「粟津温泉平成会」ら約二十人が参加。北原華蓮住職が般若心経を唱え、御詠歌をあげた。
 遥拝所は寺から徒歩一時間ほどの岳山山頂にある、あずまやに設置した。加賀市の自営業高森真一さん(44)を中心に、秘仏開帳の記念に設置を企画。高森さんらが薬師如来像を抱いて山に登り、安置した。
 同日午後には秘仏開帳もあり、同温泉旅館組合員らが訪れた。秘仏は八十センチほどの座像で銅製とみられる。観音像の後光を表現した輪光に五センチほどの小さな薬師如来像が付いている。
 北原住職は「多くの人の力を借りて、無事に開眼式と秘仏開帳ができた。これを機に信仰心を高めてもらえたら」と話していた。(坂麻有)

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