犬山の東洋紡工場で火災 従業員2人死亡

2020年9月27日 23時29分 (9月28日 11時59分更新) 会員限定
煙を上げる東洋紡の犬山工場=27日午後11時7分、愛知県犬山市木津で

煙を上げる東洋紡の犬山工場=27日午後11時7分、愛知県犬山市木津で

  • 煙を上げる東洋紡の犬山工場=27日午後11時7分、愛知県犬山市木津で
 27日午後9時ごろ、愛知県犬山市木津の東洋紡犬山工場で「工場から白煙が出ている」と守衛から119番があった。県警犬山署や市消防本部、工場によると、工場の男性従業員3人が病院へ搬送され、うち係長(55)と班長(37)が死亡。残る1人は初期消火中にのどにやけどを負ったが意識はある。28日午前1時現在、消火活動が続いている。
 工場は稼働中で、出火した建物内で4人が働いていた。火災報知機が異常を感知して出火に気付き、従業員が初期消火を試みたが、黒煙が激しくて消火できなかったという。係長と班長の2人は現場に取り残されたとみられる。出火した建物では菓子パンなどをくるむポリプロピレンフィルムを製造し、危険物は取り扱っていないという。
 同社の有価証券報告書などによると、今年3月末時点で犬山工場の従業員数は300人余。食品包装用フィルムや工業用フィルムなどを製造している。工場は、周辺に有害物質の影響はないと説明している。
 現場は名鉄犬山駅や犬山市役所から南西へ約3キロ。周辺には住宅街がある。

関連キーワード

PR情報

社会の最新ニュース

記事一覧