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<海と生きる 鳥羽市に見るSDGs>(下)学ぶ エコツーリズム実践、海島遊民くらぶ

2020年9月28日 05時00分 (7月14日 12時21分更新)
カヤック体験をする観光客。手前は漁をする海女=鳥羽市鳥羽1の三ツ島周辺で(海島遊民くらぶ提供)

カヤック体験をする観光客。手前は漁をする海女=鳥羽市鳥羽1の三ツ島周辺で(海島遊民くらぶ提供)

 鳥羽湾の離島周辺で、漁師と一緒にタイやメバル釣り。カヤックで無人島の三ツ島周辺に繰り出せば、漁の最中の海女にばったり遭遇する。離島では、仕事終わりの漁師らと酒を片手に乾杯することも。プログラムの範囲を超えて現地の人と触れあえる。それこそが、鳥羽市の体験ガイド会社「海島遊民くらぶ」が手掛ける体験ツアーの醍醐味(だいごみ)だ。
 ツアーは、自然を楽しみながらその地域に愛着を持ってもらい、地域振興や環境保全の大切さも感じてもらう「エコツーリズム」の考えに基づいている。環境教育としての活用は、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」の実践でもある。
 小さいころから釣り好きな江崎貴久代表(46)は、「自分が一番楽しいと思うことを、子どもたちにもやってもらいたい」と、実家の旅館を利用した修学旅行生に、本土側の近くの海で釣りを体験させてきた。
 ところが「サバやアジなど以前は釣れた魚が、この十数年でいなくなった」。そこで市内の離島に出向いたところ、魚影の濃い海や、勢いよく漁へと出て行く漁師の姿に魅了された。修学旅行生と積極的に関わる漁師らの様子にも感じ入った。「これを味わってもらうことが、鳥羽らしい...

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