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残り4カ月… 石川遼の来季マスターズへの道はまだ残されている[武川玲子コラム]

2019年12月25日 02時00分

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◇武川玲子コラム「ゴルフ米ツアー見聞録」

 22日に発表された男子世界ランキングで50位以内の選手は、2020年のメジャー大会初戦、4月9日に開幕するマスターズの出場資格をほぼ手中に収めた。日本からは21位の松山英樹と、2年連続日本ツアー賞金王の今平周吾が31位で出場を確実にした。ただ、現在のところはこの2人しかいない。小平智とアマチュアの金谷拓実を加えた4人が参戦した19年を思うと、ちょっと寂しい。
 しかし世界に目を向けると、アジアンツアーで2週連続優勝を飾ったジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)が40位にジャンプアップするなど12選手が新たに出場資格を得て、現在88人の出場が決まっている。さらに、年明けの米ツアー勝者と大会直前の世界ランキング50位以内も加わってくるので、米メディアは「来年は、近年まれに見るほど多くの選手が出場するかもしれない」と予想する。
 マスターズの出場人数は毎年90人前後で推移する。103人が出場した1966年大会以降、一度も100人を超えたことがない。156人が参戦する他のメジャーと比べて圧倒的に少ない。歴代優勝者には敬意を払って年齢制限なく招待する一方で、予選会や他のツアー上位選手への資格を設けず「われわれは90人前後がとても心地良い人数だと考えている」(オーガスタ委員会)と独自路線を守っている。それが、来年は100人を超えるかもしれないというのだから、日本勢もと願ってしまう。
 残り4カ月で米ツアーメンバーの小平が勝利するか、現在ランキング81位の石川遼がアジアンツアーなどで活躍すれば50位以内に食い込むかもしれないと希望的観測を持ってしまう。難しいかもしれないが、まだまだチャンスは残されている。 (全米ゴルフ記者協会会員)
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