獅子頭、てんぐ町内巡る 羽咋・深江八幡神社 秋季例祭

2020年9月27日 05時00分 (9月27日 12時38分更新)
笛とかねを先頭に町を練るてんぐと獅子頭、神座台車=羽咋市深江町で

笛とかねを先頭に町を練るてんぐと獅子頭、神座台車=羽咋市深江町で

  • 笛とかねを先頭に町を練るてんぐと獅子頭、神座台車=羽咋市深江町で
 羽咋市深江町の深江八幡神社秋季例祭が二十六日、町内で営まれた。鎮座五百五十年の節目ながら、新型コロナウイルスの感染防止のため、みこしの渡御などは取りやめになった。それでも、小さな台車や獅子頭、てんぐなどが町内を巡り、住民を喜ばせた。
 神社は、一四七〇(文明二)年、当時の羽咋神社の神主が、摂社(本社に付属する小社)を移転したことに始まる。盛大な祝いはコロナ禍で断念したが、宮谷敬哉宮司が「毎年一度、神様に回っていただき、それを住民がおもてなしをすることが大事だ」と催行の仕方を模索した。
 七月の摂社の八坂社の例祭は、手作りした台車「神座(みくら)台車」が巡行したが、今回はさらに笛、かね、てんぐ、獅子頭が先導。町内五つの班などを回った。町には、笛、かねの音が響き、祭りの雰囲気に。住民は、台車に頭を下げ、地域の平安や、新型コロナの終息を祈った。
 青年団の橋本哲幸団長は「皆に元気を出してもらうためにも、祭りらしいことをするのも大事では」と意義を語った。
 祭りの催行方法は、同市千路町の納涼祭で実践されるはずだったが、中止となった。この日は、千路町獅子舞太鼓保存会の中野知幸さんも訪れ「台車だけではさびしい。先払いがあって良かった」と話した。(林修史)

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