御嶽山噴火6年 県内は3人犠牲

2020年9月27日 05時00分 (9月27日 05時02分更新)
慰霊登山をする人たち=26日午前7時9分、長野県王滝村で(高岡辰伍撮影)

慰霊登山をする人たち=26日午前7時9分、長野県王滝村で(高岡辰伍撮影)

  • 慰霊登山をする人たち=26日午前7時9分、長野県王滝村で(高岡辰伍撮影)
 死者五十八人、行方不明者五人を出した二〇一四年九月の御嶽山(長野・岐阜県境、三、〇六七メートル)噴火災害から二十七日で六年。長野県では二〇一八年に最高地点・剣ケ峰(木曽町)の立ち入り規制が解除されたのに続き、今年八月には王滝頂上(王滝村、二、九三六メートル)に至る登山道の規制も解除された。二十六日に慰霊登山した生還者や遺族らは、それぞれの頂で犠牲者らに祈りをささげた。
 二十六日は例年、遺族らでつくる「山びこの会」が慰霊祭を王滝村で開いてきたが、新型コロナウイルス感染防止のため、今年は開催を断念。二十七日に村と木曽町が村内で開く追悼式は、参列者を例年の半数以下の約六十人とした。

◆富士登山 ガイドライン改定

 御嶽山噴火では、御前崎市の会社員増田直樹さん=当時(41)=と妻睦美さん=同(42)、袋井市の会社員袴田祐示さん=同(28)=の三人が犠牲となった。
 富士山登山の安全も見直された。二〇一五年、環境省などの「富士登山ガイドライン」は登山者にヘルメットやゴーグルの持参を推奨するよう改定された。また、噴火を受けて施行された改正活火山法によって、富士山の山頂を中心に南北約三十キロ、東西約二十キロの内側に、噴火した時に情報提供や避難誘導をする「避難促進施設」の設置が決まった。

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