神様ありがとう! 木下拓V弾 宿舎でごみ拾い ゲリラ豪雨で愛車被害も「悪いこともいいこともある」

2020年9月27日 06時00分

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8回表1死、木下拓が左越えに勝ち越しソロを放つ

8回表1死、木下拓が左越えに勝ち越しソロを放つ

  • 8回表1死、木下拓が左越えに勝ち越しソロを放つ
◇26日 巨人2-3中日(東京ドーム)
 9月の絶好調男が宿敵の連勝を5で止めた。26日の巨人戦(東京ドーム)、中日は木下拓哉捕手(28)が2―2の8回、左翼席へ今季2号弾を放ち、3―2で勝った。肩でも木下拓は9回に同点の走者・増田大の二盗を阻止、攻守で勝利に貢献した。
ドーム球場の敵地を覆った雨雲越しだって、お天道様は見ている。自家用車のエンジンは雨水でおシャカになっても、ごみ拾いで徳を積む木下拓はトップギアで爆走中。8回の決勝2号ソロに、守備では9回に盗塁阻止。ハイテンションでヒーローインタビューを受けた。
 攻守で試合を制した。同点の8回1死。巨人・大竹の内角シュートを左翼席へ弾き返した。「どこかでシュートが来ると思っていました。追い込まれるまでは捨てて(カウント2―2で)うまく反応できました」。守備では9回1死でリーグトップの盗塁阻止率を誇る強肩を披露。「行き先はボールに聞いてくれ、と思いながら腕を振りました」。ストライク送球で勝負代走・増田大を二塁で刺した。
 ヒーローインタビューで善行エピソードを切り出した。「宿舎のエレベーター内でゴミを拾いました。神様は見てくれています。神様、ありがとう!!」。朝食会場を出て、傘をカバーするビニール袋を見つけた。22日の本拠地・ヤクルト戦では、試合前のシャワールームで使用済みのばんそうこうを処理した話を披露していた。
 神様はいる、そして見ている。そう思って散々な車遍歴もパワーの源ととらえてきた。今月4日。ヤクルト3連戦(神宮)への移動中に連絡が入った。名古屋市内のゲリラ豪雨で自家用車のエンジン内に水が入って走行不能になった。今は代車生活を送る。
 もっとある。法大からトヨタ自動車をへて2016年に入団。愛車のオフロード型四輪駆動車を盗まれた。妻の軽乗用車で球場入りした。輸入車購入のため業者に数百万円を支払うも、車が届かず音信不通になったことだってあった。
 「悪いことがあったら、いいことがあります」
 そう念じ続けてきた。今回のエンジントラブルに遭ってから17試合で53打数21安打、2本塁打。打率3割9分6厘、3週間でヒーローインタビュー3度と確変中だ。
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