疫病退散祈願し「浦安の舞」奉納 磐田・矢奈比売神社大祭

2020年9月27日 05時00分 (9月27日 05時02分更新)
 磐田市の矢奈比売(やなひめ)神社の大祭が二十六日、コロナ禍のため例年より規模を縮小して営まれた。疫病退散などを願う神事があり、少女たちが「浦安の舞」を奉納した=写真。
 拝殿に参列したのは見付三社氏子崇敬者会や裸祭(はだかまつり)保存会、関係自治会長らで、例年の三分の一ほどの二十五人。酒や米、野菜、魚、果物といった盛大な供え物の前で、久野隆宮司が祝詞を奏上し、悪疫終息を祈願した。浦安の舞は、千早やはかまを着けた小学六年の女子四人が神楽鈴や扇子を手に、身のこなしもしなやかに舞った。
 例年ある「見付天神裸祭」のクライマックスの道中練りや、ふんどし姿の男たちが押し合いへし合いする鬼踊り、みこしの渡御もなくなった。裸祭保存会の鈴木亨司会長(74)は「縮小した祭を無事に終えられた。来年は皆の力で普段通りの祭をしたいと心から願っている」と話した。 (宮沢輝明)

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