【滋賀】<湖国の現場> 「考える集団」へ 大津市のコロナ禍対策、若手職員が2事業提案

2020年9月27日 05時00分 (9月27日 05時01分更新) 会員限定
若手職員として政策提案に関わった経験を振り返る、泉さん(左)と山下さん=大津市役所で

若手職員として政策提案に関わった経験を振り返る、泉さん(左)と山下さん=大津市役所で

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 新型コロナウイルス感染症対策のため、各自治体の議会に度重なる補正予算案が諮られた本年度。大津市では7月、佐藤健司市長が「考える集団をつくる試金石に」と進めたプロジェクトで、20〜30代の若手職員12人が考えた2事業、計4017万円を盛り込む議案も提出された。市議会では質疑が相次ぎ、組み替え動議が出されるなど注目を集めた。こうした期待や批判をどう受け止めたか、プロジェクトに参加した職員に尋ねた。
 地域交通政策課の山下佳織さん(27)は「初めはアイデア出しだけと思っていて、実際に政策を組み立てることになるとは考えていなかった」と振り返る。「若手ならではの視点が求められているのは分かったが、実際に出せたかは…」と苦笑い。それでも、若者らしさを意識し、報道で伝えられていた、授業やアルバイトに出られない大学生の窮状にも目を向けた。
 最終的にまとめた政策は、市民の結婚披露宴を応援する給付金事業。「結婚式を挙げて良いのか、迷う知り合いが周囲にいて、中止を決めた子もいた。市として、皆でお祝い事を応援できたら」との思いを込めた。
 戸籍住民課の泉千智さん(28)は、電子図書とオーディオブックという、非来...

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