休養中は宝飾店で接客業…2季ぶり復帰の本郷理華が仰天告白「これから短い競技人生、できることを出し切る」

2020年9月26日 21時59分

このエントリーをはてなブックマークに追加
女子SPで演技する本郷理華

女子SPで演技する本郷理華

  • 女子SPで演技する本郷理華
◇26日 フィギュアスケート中部選手権 第2日
 フィギュアスケートの中部選手権(中日新聞社後援)第2日は26日、名古屋市の邦和スポーツランドで無観客で行われ、女子のショートプログラム(SP)は2季ぶりに復帰した女子の本郷理華(24)=中京大=が無難な滑りを披露し、60・29点で3位に入った。首位は65・64点をマークした山下真瑚(17)=中京大中京高、男子は山本草太(20)=中京大=が優勝した。
 2季ぶりの試合に臨んだ本郷が、SPの曲に選んだのは韓国ドラマ「愛の不時着」のオリジナル挿入曲「The Song for My Brother」。当初予定の映画「キル・ビル」からの変更だった。
 「自粛期間中にドラマにはまってしまって。これから短い競技人生なので、好きな曲にしようと思って」
 大人をイメージさせる紫の衣装で冒頭の3回転―2回転のトーループ連続ジャンプ、続く3回転サルコー、終盤のダブルアクセルと全て無難に着氷した。長い手足を生かした持ち前の伸びやかな演技も健在だった。「ショートは不安なく滑れるよう確実にできるもので構成した」。大きなミスはなく、演技後は充実した表情を浮かべた。
 「すごく久しぶりだったので、試合感覚を思い出しながらだった。滑っているうちに練習通りやろうと思って、楽しく伸び伸びできた。今できることをできて、ほっとしている」
 昨季の休養は「本当は辞めるつもりで休んでいた」と、宝飾店で接客業にいそしんだことをはにかみながら打ち明けた。地元の仙台に戻り、のんびりと過ごした。フィギュアスケート以外のさまざまな競技を見ているうちに、フィギュアスケートへの思いが高まり、体の芯からうずくものを止められなかった。
 「できるか分からないけど、滑りに行ってみようかな」と今年1月から練習を再開。コロナ禍で2カ月間の自粛を挟み、今大会を迎えた。この日のSPで課題も見つかった。それでも、目標の全日本選手権に向け、一歩一歩でも先に進めることに喜びをかみしめる。最終日のフリーは点数や順位ではなく、「今できることを出し切ること」に集中する。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ