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新型コロナ余波… 想定外の「オフ」に戸惑う選手たち

2020年2月26日 02時00分

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朴仁妃(AP)

朴仁妃(AP)

◇武川コラム「ゴルフ米ツアー見聞録」

 米LPGAツアーが新型コロナウイルス拡大のため、中国でのブルーベイLPGA(3月5日開幕)の中止決定に続き、タイでのホンダLPGA(2月20日開幕)、シンガポールでのHSBC女子世界選手権(2月27日開幕)とアジア3戦連続の中止が明らかになって2週間が過ぎた。今季はここまで4試合が行われたが、約1カ月もの想定外の「オフシーズン」に選手たちの困惑も続いている。
 「現状を考えると中止はベストな選択。でも今年のオフはいつになっても終わらない」。今季はタイからのシーズンスタートを予定していた元世界ランキング1位、中国のフォン・シャンシャンは現在、米国に滞在し、母国を憂いつつ調整の日々を送る。
 一方で東京五輪の韓国代表を目指し、例年より早くシーズンをスタートさせたリオ五輪の金メダリスト、朴仁妃(パク・インビ)はISPSハンダ・女子オーストラリアオープン(2月16日閉幕)で今季初勝利を挙げた。現在、世界ランキング12位で韓国勢の5番手につける。「中止になったアジアでの大会は得意なコースだったから、とても残念。五輪出場を狙うには、大幅にプランを見直さないといけない」。最大選出4人の五輪圏内にあと一歩と迫っているから、焦燥感も募るのだろう。
 昨年の最終予選会をトップ合格した中国の20歳、ヘ・ムニは中止になった3大会への推薦出場が決まっていた。「突然、スケジュールが白紙になってしまった。今はストレスをためないことと、練習をし過ぎないようにすること」とカリフォルニア州の自宅で次の試合に備えている。
 次戦は3月19日に米アリゾナ州で開幕するファウンダーズカップ。無事に開催されることを願いたい。 (全米ゴルフ記者協会会員)

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